本記事は 7 分で読むことができます

    経営計画を達成するための進捗管理で意識するべき2つのポイント

    無料プレゼント:『チェック体制構築のヒントになる会議一覧』

    今すぐ無料ダウンロードする

    記事公開日: 2021.04.16

    丹精を込めて経営計画書を作ったにも関わらず、全く使われないまま役目を終えてしまっては元も子もありません。

     

    経営者としても、相当なエネルギーを注いだにも関わらず効果が表れないのであれば、そもそも作る必要が無いのでは?と思いたくもなるでしょう。

     

    しかし、たった2つのポイントを意識するだけで、経営計画書は有効に使うことができるようになります。今回は、経営計画書を作って終わりにしない、進捗管理方法を解説していきます。

    1.せっかく作った経営計画書が使われない理由

    経営計画書が使われない理由は、進捗管理をする仕組みを作ってないからです。社員からすると、日々の数値を管理するのは面倒な事なので、放っておけば誰も経営計画書を使わなくなってしまいます。

     

    例えば、学校の宿題も先生のチェックがあるから皆やってきますが、先生がチェックをしなくなった途端、多くの生徒は宿題をやってこなくなるでしょう。経営計画書もそれと同じで、第三者のチェックが入ることが大切です。

     

    裏を返せば、チェックの仕組みさえ作ってしまえば、経営計画書は正しく運用することが出来ます。具体的な方法に関しては、次章以降で解説していきます。

    経営計画書を作る目的に立ち返る

    チェック体制を作るうえで1つ注意点があります。それは、なぜ経営計画書を作ったのかという目的に立ち返ることです。何かしら、達成したい未来像やビジョン、あるいは解決したい問題があるからこそ、経営計画書を作ったのではないでしょうか。

     

    つまり、経営計画書を作ること自体や、進捗管理をすること自体は目的ではありません。あくまでも、手に入れたい未来を念頭に置いたうえで、着実にゴールに近づいているかどうかを確認するという意識が重要です。

     

    本気で手に入れたいゴールが見えていれば、チェックをすることも楽しくなってきます。チェック体制を整えたら、後は実行あるのみです。

    2.経営計画書の進捗管理で意識するべき2つのポイント

    ここからは、経営計画書の進捗管理をするうえで、意識するべき2つのポイントをご紹介します。

    個別の行動計画に落とし込む

    1つ目は、全社の目標を個別の行動計画に落とし込むことです。理由としては、責任の所在がハッキリすることで社員一人一人が目標に対して自覚を持つようになり、結果的に全社の目標達成につながるからです。

     

    トップダウンで決めるやり方もありますし、ボトムアップで目標を設定してもらい、後から全社の目標とすり合わせるやり方もあります。なお、会社が提示した目標と個人が提案してきた目標に乖離がある場合は、原則は会社が提示した目標を優先します。

    月に一度は現状把握の時間を儲ける

    2つ目は、現状把握の時間を儲けることです。ポイントとしては、各自にまかせるのではなく、全社や部署ごとにチェックする時間を意図的に取ることです。月に一度は開催する理由としては、計画との誤差にいち早く気づき、すぐに手を打てるようにするためです。

     

    可能なら全社員を集めて開催し、各自の予実を発表してもらう機会を設けましょう。人前で発表することによって、個人の目標や実績を再認識することが出来ますし、他の社員の目標や実績を確認することで、お互いに目標達成を意識できるようになります。

    3.社員のやる気をあげたければ数字は公開するべき

    さらに社員のやる気をあげたければ、会社の数字は公開するべきです。自分の頑張りがどれだけ会社に利益をもたらし、ひいては自分の処遇にもつながるのかは、社員にとっては重要な関心事だからです。

     

    中には、社長の役員報酬を公開したり、経理のデータを全て公開している会社もあります。社員からしたら、そこまでオープンにされたら疑う余地がなく、会社に対してクリーンなイメージを抱きます。

     

    ただし、数字をただ公開するだけでは、社員から意図しない誤解を招きかねません。なぜそのような経営判断をしたのか、説明責任を果たせるかが重要となります。

     

    そのため、いきなり完璧を目指すのではなく、まずは月々の売上目標と実績の予実を公開するなど、出来ることから検討されてみてはいかがでしょうか。

    4.【事例紹介】ある会社を劇変させた数値管理の仕組み

    最後に、数値管理の方法を見直して、会社の業績を激変させたお客様の実例を紹介します。

    毎年赤字体質の会社が1年で数千万円の黒字体質に

    生鮮食品の卸をされている会社さんで、業界的に元々粗利益率が低いうえに、さらに輪をかけたように利益が出ない状態でした。

     

    原因を調べてみると、商品価格を決める際に、社員が自分たちの売りやすい価格で値付けをしていたため、粗利益が低くなっていました。

     

    そこで、チーム単位で月間粗利益額の目標を定め、それをグラフによって「見える化」し、目標達成をしたチームには奨励金を出す仕組みにしたのです。すると、奨励金が増えると自分達の収入も増えるため、売るときに粗利益を意識した値付けをするようになりました。

     

    しだいに社員達は、「今月は奨励金がもらえそうだ」と、チェックをすることが励みになっていきました。結果的に、以前は赤字体質だった会社が、数千万円の経常利益が出る黒字体質に大変貌を遂げたのです。

    経常利益を固定費に組み込み、溢れた分を社員と山分け

    この会社は、チームごとの目標粗利益額を決める際に、工夫を凝らしています。

     

    会社が事業を存続させていくうえで必要な経常利益を見込んで、その金額を固定費に組み込んでしまい必要粗利益額を算出します。(粗利益額=固定費)そして、目標金額を超えた際には、報奨金として社員と山分けすることにしたのです。

     

    すると、社員達は報奨金と粗利益の関係性を理解し納得出来たことで、俄然やる気を出しました。稼ぎたい金額は変わらなくても、社員への伝え方を工夫するだけで会社に変化をもたらした好例です。

    まとめ

    今回は、経営計画書を作って終わりにしないための、進捗管理方法について解説してきました。

     

    ちょっとした工夫を加えるだけで、結果は劇的に変わります。

     

    チェック体制を築くうえで参考にして頂くべく、『チェック体制構築のヒントになる会議一覧』をご用意致しました。ぜひ、ダウンロードいただき、取り組みやすそうなものから試してみてください。

     

    ~経営計画の運用に役立つ~

    『チェック体制構築のヒントになる会議一覧』

    無料プレゼント!

    今すぐ無料ダウンロードする

    いかがでしたか?お気に召したのであればシェアはこちらから。