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    経営ビジョン・経営計画はなぜ必要?メリット・注意点を解説します

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    記事公開日: 2022.06.06

    経営ビジョンは、企業の目指すことやあるべき姿を表す、企業が発展する上で一つの指針となるものです。

     

    本記事では、経営ビジョンを作成するメリットや注意点を解説します。有名企業の経営ビジョンも掲載していますので、どのような経営ビジョンを作成すべきか悩んでいる方は参考にしていただければ幸いです。

    1.中小企業の経営に欠かせない「経営ビジョン」とは?

    経営ビジョンとは、企業が将来的にありたい姿・あるべき姿を文章や図などで表したものです。

     

    経営ビジョンと似た言葉に「経営理念」があります。経営理念とは、社会にとってどのような影響を与える企業でありたいのかや、どのような価値を大事にしているのかを表すものです。経営ビジョンはどちらかと言えば外向き、経営理念は内向きの目標と言えます。

    2.有名企業の経営ビジョンの実例

    上場企業は、ホームページの企業情報やIR情報などで経営ビジョンを公表しています。ここでは、有名企業がどのような経営ビジョンを掲げているのか、実例を紹介します。

    TOYOTA(トヨタ自動車株式会社)

    『笑顔のために。期待を超えて。』

    引用:トヨタ自動車株式会社|トヨタグローバルビジョン

    ソフトバンク株式会社

    『「世界に最も必要とされる会社」を目指して』

    引用:ソフトバンク株式会社|理念・ビジョン・戦略

    楽天グループ株式会社

    『グローバル イノベーション カンパニー』

    引用:楽天グループ株式会社|企業理念

    キリンホールディングス株式会社

    『食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となる』

    引用:キリンホールディングス株式会社|企業方針

    HITACHI(株式会社日立製作所)

    『日立は、社会が直面する課題にイノベーションで応えます。優れたチームワークとグローバル市場での豊富な経験によって、活気あふれる社会をめざします。』

    引用:株式会社日立製作所|日立グループ・アイデンティティ

    キッコーマン株式会社

    (1)キッコーマンしょうゆをグローバル・スタンダードの調味料にする

    (2)世界中で新しいおいしさを創造し、より豊かで健康的な食生活に貢献する

    (3)キッコーマンらしい活動を通じて、地球社会における存在意義をさらに高めていく

    引用:キッコーマン株式会社|グローバルビジョン2030

    3.なぜ必要?経営ビジョン作成のメリット

    経営ビジョンは中小企業の経営には欠かせないものです。この章では、経営ビジョンを作成するメリットを、従業員・顧客・会社の3つの観点からみていきます。

    【従業員のメリット】

    経営ビジョンがあることによって従業員が得られるメリットは、自分や自部署に何が求められているのか・何をすべきなのかを明確にイメージしやすくなることです。

     

    経営ビジョンという形で向かうべき方向性が明確になると、自分や自部署の役割・求められていることを明確にイメージでき、自身がどのように行動すべきなのか理解しやすくなります。

    【顧客のメリット】

    近年、商品やサービスが良いことは前提として、共感できるかどうかで会社を選ぶ顧客が増えています。

     

    そんな中、経営ビジョンを提示することで、顧客はその企業がどのような考えのもとに商品やサービスを生み出しているのか、どのような社会的利益をもたらせるのかをイメージし、購買の判断材料にすることができます。

     

    そして、経営ビジョンを通して顧客が増えることは、企業イメージや顧客からの信頼度のアップに繋がります。

    【会社のメリット】

    社会の役に立ち、信頼に足る企業だということを経営ビジョンを通して社会に示すことで、企業の社会的信頼がアップし、新たな顧客や取引先の獲得に繋がります。

     

    また、人材獲得の面でも経営ビジョンを作成するメリットがあります。求職者に経営ビジョンを知ってもらうことで、ビジョンに共感してくれる人材を獲得できます。

    4.経営ビジョンを活かすには経営計画書が必要不可欠

    経営ビジョンが決まったら、経営計画書を作成するのがおすすめです。目に見える形にしておくことで常に意識できますし、社員にも共有しやすいからです。

     

    企業が将来的にありたい姿やあるべき姿を掲げて、どのような目標に会社が向かっていくのかを文章や図表で可視化します。

     

    経営計画書とは、経営ビジョンの達成に向けた設計図のようなものです。どうすれば経営ビジョンを実現できるのか、実現のために何をしなければならないのかを記してあります。

     

    誰が・何を・いつまでに行うのか、売上がいくら必要でそのためにはどのくらい商品を売らなければならいのか、といった経営ビジョン達成までの道筋を経営計画書で可視化します。経営計画を一つずつクリアしていくと、経営ビジョンにたどり着けるというわけです。

    5.ここに注意!経営ビジョン作成時の注意点

    この章では、経営ビジョンを作成するときに注意するべき4つのポイントを解説します。

    経営理念と経営ビジョンの方向がずれないように気を付ける

    経営理念と経営ビジョンがずれていては、会社が何を目指しているのかわからなくなります。会社が目指す方向を統一し、経営理念と経営ビジョンの間で矛盾が生じないように気を付ける必要があります。

    誰にでもわかりやすい経営ビジョンにする

    経営ビジョンは、誰にとってもイメージがつきやすいものである必要があります。経営ビジョンを理解できていない人がいたり、解釈に違いがあったりすると、方向性がブレて、狙った成果を得にくくなります。従業員・顧客・社会のどの立場からみても、理解しやすい経営ビジョンを作成することが重要です。

    売上や利益など企業の利益のみを追求せず、社会的にも意義のある経営ビジョンにする

    経営ビジョンは、会社の外部の人の目にも触れるものです。そのため、自社の利益のみを追求するのではなく、社会的にも意義のある経営ビジョンを設定することをおすすめします。

     

    自社の売上や利益のみに言及した経営ビジョンでは、共感を多く得ることはできません。そうなると、顧客や社会に対してアピールをしていくためには、社会的に使命感のあるビジョンを設定する必要があります。

    良いと思った会社の経営ビジョンを参考にしよう

    経営ビジョン作成の際は、複数の会社の経営ビジョンを読み、自分が良いと感じた経営ビジョンを参考にするのもひとつの方法です。

     

    他社のビジョンを参考にする場合、自分が「なぜその経営ビジョンを良いと感じたのか」を分析することが重要です。自分が「良い」と感じた要素を自社の経営ビジョンに取り込むことで、自社の経営ビジョンに共感してくれる人を増やせる可能性が上がります。

    まとめ:事業計画の目標を立てるにはビジョンの明確化が欠かせない

    経営ビジョンとは、企業が将来的にありたい姿や目指すべき姿を表したものです。どのように経営ビジョンを目指していくのかを示す経営計画と共に、中小企業の経営には欠かせません。

     

    経営ビジョンを作成する際のポイントは、下記の4点です。

    • 経営理念と経営ビジョンの方向がずれないように気を付ける
    • 誰にでもわかりやすい経営ビジョンにする
    • 売上や利益など企業の利益のみを追求せず、社会的な意義も考えて作成する
    • 良いと思った会社の経営ビジョンを参考にする

     

    どのような経営ビジョンを作るべきか迷ったときには、他社を参考にすることをおすすめします。どのような経営ビジョンであれば多くの人の共感を得られるのか・理解が得られるのかを考えながら、各社の経営理念やIR情報のホームページをチェックしてみてください。

     

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